KANSAI 2024

E . 子どもたち一人一人が輝く学びの機会の創出~企業・学校・行政の協働の可能性~

予測不能な時代を多様な他者と共に生きていく子どもたちは、自分が幸せになるよう、自分のやりたいことをみつけ、自分で工夫を凝らして生きる力が必要です。そのために、小中学校時代には、子どもたちに「自分と社会への展望」をはぐくむのが最大の役割と私は考えています。 大阪府において、子ども一人ひとりの個性が生かされ、楽しくて、これからの時代に必要な力も伸ばす目的で進めている、企業等との協働による取組み等をご紹介します。 子どもを取り巻く厳しい状況や学校現場の課題が山積する中、今私たちは子どものために何をすべきか、参加のみなさまと共に考えていければうれしいです。


桝田 千佳さん
大阪府教育庁 市町村教育室 室長

大阪府内の小学校において16年勤務。その後、市教育委員会指導主事、大阪府教育庁指導主事、小中学校課長を経て、令和3年より現職。 学校現場では、毎年必ず学級の子どもたち全員と、毎日交換日記をすることを続けながら、子どもが主体的に進める国語教育・学校図書館教育の研究、総合的な学習の時間のプログラム開発等を進め、全国規模の研究会での発表や公開授業等行った。 教育行政では、初任者の育成や学力向上を主に担当しながら、縦割り行政打破に努めてきた。現在は義務教育の指導関係全般の責任者。 すべての子どもが笑顔になる取組みへのこだわりは、立場が変わっても全く変わらず。