NAGOYA 2024

C . 深い学びを実現する「パフォーマンス評価」の考え方と進め方

評価と聞くと、通知表やテストを思い浮かべる方は少なくないことと思います。しかしながら、本来評価とは、教育活動や学習活動をより良くするために用いられるべきものです。
当日は、そのような前提に立って、子どもたちに深い学びを実現する「パフォーマンス評価」と呼ばれる評価方法の考え方や、子どものゴールの姿からカリキュラムを設計する「逆向き設計」論の考え方に基づく「パフォーマンス評価」の進め方をお話しします。
ご自身のフィールドにどのように活かしていけそうかを考え、対話する機会としていただければ幸いです。


奥村 好美さん
京都大学大学院 教育学研究科 准教授

京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。兵庫教育大学講師、准教授を経て,、2022年4月より現職。博士(教育学)。専門は教育方法学(教育評価論、カリキュラム論)。日本やオランダをフィールドに、学校や教師の自律性・多様性を尊重しながら教育の質を維持・改善していくための教育評価のあり方に関心を持って研究。主な著書は、『<教育の自由>と学校評価―現代オランダの模索』(単著・京都大学学術出版会2016年)、『「逆向き設計」実践ガイドブック』(共編著・日本標準2020年)など。