【基調講演タイトル】
個別最適な学びと協働的な学び～自立した学習者を育てる～

奈須さんは教育心理学、教育方法学が専門で中央教育審議会委員の委員もされています。
今回は『個別最適な学びと協働的な学び～自立した学習者を育てる～』というタイトルで講演していただきます。
これからの社会で本当に一人ひとりが生き抜く力を身につけるには、「個別最適な学び」の視点が重要です。そうは分かっていても、実際に学校の教室や大勢のこどもを前にして実現するのは難しいと感じている方も多いと思います。
自立した学習者を育てるために、こどもを取り囲む環境はどのように整えればよいのか？
学校に普及したタブレット端末はどのように活かせるのか？
これまでの一斉指導を続けるのか？
など、具体的な手立てにもつながる内容となっています。
教員はもちろん、学びや育ちについて考えたいすべての人に参加してもらいたい基調講演です。

【プロフィール】
1961年生まれ。
東京大学大学院教育学研究科修了、博士（教育学）。
国立教育研究所室長、立教大学教授などを経て、2005年より上智大学教授。
第12期中央教育審議会委員。
専門は教育心理学、教育方法学。
主な著書に『「資質・能力」と学びのメカニズム』（東洋館出版社）、『個別最適な学びの足場を組む』（教育開発研究所）、
『「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を目指して』（北大路書房）、『転移する学力』（東洋館出版社）など。