NAGOYA 2025

G . 答えのない時代の学級経営 ~変わるもの、変わらないもの、そして変えたくないもの~

かつての学校や社会は、「勉強すれば、将来は保障される」というような単純なメッセージを発していました。しかし、今は価値観が多様化し、どう生きることが正解なのか、答えのない時代になってしまいました。ですが、そうした価値観の多様な世の中でも、大事なものとして多くの人が認識しているのが「人と人とのつながり」ではないでしょうか。
そこで、本講演では良質なつながりを構築するために「変わるもの」、「変わらないもの」、そして「変えたくないもの」とは何かを参加者のみなさんと共に考えていきたいと思います。


水流 卓哉さん
豊橋市富士見小学校 教諭

1994年長野県生まれ。愛知県豊橋市立富士見小学校勤務。上越教育大学大学院修了。子どもたちの社会的自立能力育成に向けて自治的集団について実証的な研究を進め,校内研修や講座等では学級経営に関する講師を務める。日本学級経営学会,日本特別活動学会所属。受賞歴に「上越教育大学学生表彰(学術研究の成果)」,「第9回全国「授業の鉄人」コンクール・鉄人賞」,「第40回 東書教育賞・優秀賞」など,ほか多数。主な著書に『シェアド・リーダーシップで学級改革』『ステーション授業で育てる!教科横断型の学級経営』などがある(いずれも、明治図書)。