NAGOYA 2025
E . 生徒が”主体”の学校づくり ~名古屋市立八幡中学校が描く未来とは~
“学校はオワコンだ”悲しい言葉です。AI時代の到来とともに、先のみえない混沌とした時代を生き抜く力を身に付けさせる教育が必要なのだと考えます。必要な力とは“非認知能力”であり、偏差値エリートは職を失うとさえ思っています。『主体的に思考し表現する集団』を最上位目標に、『チーム担任制』『ルールメイキング』『ICT利活用教育』『学校運営の生徒参画』などに取り組んでいます。『時代の変化に対応する学校、令和型・日本型の新しい学校』について対話できることを楽しみにしております。

高橋 幸夫さん
名古屋市立八幡中学校 校長
美術科教員としてキャリアをスタート、『オリジナリティを発揮させ“心の力”を高める美術教育』を主題に創造力を育む授業を展開、愛鳥週間ポスターコンクール全国1位をはじめ、数々の賞を受賞させた。部活動指導者として、ラグビー花園出場、テニス全国大会など『勝ち上がることを通して人間力を身に付ける部活動指導』に取り組む。生徒指導主事・進路指導主事を務め学級経営をする中で、生徒に『自己決定』できるような生きる力を育んできたのかという観点から、今こそ学校は変革の時という思いにいたった。生徒主体の学校改革は、公立私学含め小中高等学校・大学・教育委員会・議員団の視察を受けている。
寄稿 『内外教育』(時事通信社)『中学校教育フォーラム』(大日本図書)他
著書 『学年担任制(チーム担任制)』~学校が抱える諸課題を乗り超えるために~苫野 一徳(熊本大学准教授)はじめ共著 『中学校美術ザ☆ヒット題材』(明治図書)共著