NAGOYA 2025
D . こどもたちのために教育委員会ができること ~寄付財源を活用した学習者中心の学びへの挑戦~
自治体での教育行政は得てして、「①自前主義」「②過度な平等主義」「③税財源への依存」といった課題から、新たな取組に挑戦しづらい環境にあることが多いです。
鎌倉市では、寄付財源をうまく活用しながら、予算をつけづらいソフト面での取組(探究学習、企業・NPOとのコラボなど)を推進しています。その仕組みや成果、課題についてご説明いたします。
この他、学びの多様化学校の新設や教育ビジョンの策定、働き方改革についても各種取り組んでおります。ぜひ皆様と意見交換させていただけますと幸いです!

小原 聡真さん
鎌倉市教育委員会 次長
学びみらい課担当
2015年に文部科学省へ入省。小中一貫教育や英語教育、教育予算編成、海洋科学技術などに従事。省内の学校現場派遣研修制度を活用して北海道東神楽町立東聖小学校にて1年間勤務。6年生の副担任として外国語活動やキャリア教育などを担当。
2022年10月からはコンサルティング会社に入社。「まちづくり」や「教育」の領域で官民・業界横断による社会課題解決に従事。
2024年9月から現職。鎌倉市教育ビジョンの策定や教育資金調達、探究学習の推進、働き方改革などに取り組んでいる。