KANSAI 2025
C . 企業と学校を結ぶコーディネートから広がる可能性 ~子どもたちの学びと人材育成について~
企業が学校と共に動く事が、子どもたちの学びだけではなく、社員や企業も学べるような「協働」になる事をめざして10年目になります。
10年前、「子どもたちの生き方を揺さぶるようなロールモデルとの出会いが必要だ」という課題をうけ、地元企業である山陽製紙さんと【学校をフィールドにした社員研修】を開始。
子どもたちを中心に、社員、保護者、地域全体が繋がっていく事をめざし、さまざまな状況に合わせて変容をし続けているプロジェクトです。
本分科会では、学校に関わることが社員にとって成長の場になるよう試行錯誤しながら実施してきた内容をお伝えしたいと思います。
企業と学校が協働することで広がる可能性を一緒に深掘りして頂けたら幸いです。
山陽製紙株式会社&NPO法人JAE
山陽製紙株式会社は「紙創りを通してお客様と喜びを共有し、環境に配慮した循環型社会に貢献します」を理念に掲げ、コピー用紙を資源に変えるアップサイクルサービス「PELP!」やオーダーメイド再生紙の製造など、環境負荷の低減に積極的に取り組んでいます。
紙の再生事業は、木材資源の使用を抑え、地球環境を守るために非常に重要です。
一方で、製紙産業は大量の水やエネルギーを消費する環境負荷の高い産業であることも事実です。この課題に向き合い、持続可能な未来を築くため、全社一丸となって活動を重ねてまいります。
○代表取締役 原田六次郎:造船会社を経て父親の経営する山陽製紙に入社。
○専務取締役 原田千秋:中学校教師を退職し山陽製紙に入社。
○マネージャー 竹下浩一:知り合いの紹介で山陽製紙に入社。
○NPO法人JAE 共同代表 塩見優子:本プロジェクトを設計、コーディネート。