TOKYO 2023
J . 答えは現場にある。〜「教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム」の目指す教育改革の化学反応から、ソーシャルイノベーションの仕掛け方について考える〜
本プラットフォームでは、「答えは現場にある」を最重要理念とし、現場を持ちながら未来志向の挑戦をされている教育長や校長などのリーダーがつながる「場」をつくってきました。「場」をつくり、現場で出されている新たな解の火種を飛び火させ、さらにはその相互刺激が現場から新たな解をつくっていくという、教育改革の化学反応あり方こそ、これからの変化の激しい時代に求められるのではないかと考えながら、多様な参画者、多様な事務局メンバーが関わっています。このような考え方は、社会への仕掛け方として、分野を越えた普遍性もあるのではないか。本プラットフォームの歩みと、これから目指している仕掛けについて、僭越ながらお話をさせていただき、みなさまとともに、より良い未来のつくり方について考えることができればと思います。

野﨑 光寿さん
「教育・学びの未来を創造する教育長・校長プラットフォーム」事務局/内閣官房こども家庭庁設立準備室主査
1993年生まれ。2018年に文部科学省へ入省し、学校における働き方改革、大学ファンドの創設、国際卓越研究大学制度の創設などに携わる。2022年7月から内閣官房へ出向し、こども家庭庁設立準備室の教育・福祉連携担当として、就学前のこどもの育ちの保障、いじめ・不登校対策などの分野で、政策の企画・立案を担当。公務外の活動の中で、文部科学省の若手有志とNPO法人ETIC.が共同で立ち上げた「教育・学びの未来を教育長・校長プラットフォーム」のメンバーとして関わり、現在は創設メンバーからバトンを受け取り、事務局の中心を務める。