TOKYO 2023

G . STEAMでつながる!学校と企業の新しい連携づくり

渡辺 力也さん
公益社団法人東京青年会議所

1985年(昭和60年)3月5日東京都町田市生まれ。神奈川県相模原市育ち。
2007年 国士舘大学政経学部政治学科卒業 応援団
物流業、製造業
2009年 社団法人深谷青年会議所入会(現:一般社団法人深谷青年会議所)
2014年 保険業
2015年 公益社団法人東京青年会議所入会
2019年 ヤマトファイナンシャルサービス株式会社、株式会社り喜八創業
2020年 公益社団法人東京青年会議所 荒川区委員会 委員長
2021年 公益社団法人東京青年会議所 教育政策室 理事 室長
2023年 公益社団法人東京青年会議所 JCI東京ブランド向上室 理事 室長

JCI東京では、教育政策の課題として、「課題創造型人財の創出」を掲げています。「なぜ?を発見できる人づくり」を目的とした新社会システムの構築を目指して1年間取り組んだ事業で【2021 JCI世界会議ヨハネスブルグ大会】最優秀組織間協働プロジェクトの部門に『Hang in there! Excited! STEAM Education in Tokyo』の名で申請し、グランプリを受賞するに至りました。
本事業では、ビジョンを共有できるパートナー(他団体)構築にはじまり、パートナーと課題抽出、事業構築を協働で行いました。
その上で、JCI東京の教育政策室(千代田区委員会・台東区委員会・江東区委員会・荒川区委員会)が一丸となり、課題創造型人財を創出する手法としてSTEAM教育を手法とした、新しい地域の連携を生み出すことを目的とした4地区の事業に加え、全7回で取り組んだ「STEAM道JAPAN」は、公益財団法人日本数学検定協会、一般社団法人ヒーローアカデミーと共催で、3月より年12回の事業を実施しました。
STEAM道JAPANでは、小学生・中学生・高校生・大学生・社会人という多様な参加者を混在した7名のチームを3チーム構成し、STEAMの手法を学びつつ、最後は、アフターオリンピックの社会課題と解決方法について、プレゼンテーションを行って審査をするという企画で、文部科学省官民協同プロジェクトトビタテ!留学JAPAN事務局、パナソニック株式会社をはじめ、多くの産官学金言労士を巻き込んだ事業となりました。
本事業のゴールは、日本各地の地域社会に於いて「家庭・学校・地域」が協働した教育システムの構築という壮大なものですが、様々な団体が掲げるビジョンの共通点から、共通課題を抽出して協働することで、それぞれの団体が持つリソースを補完し合う事で、少ない予算で大きな効果を得られる可能性を見出す事が出来た事業である点が評価されました。
私自身は、2009年にJCI深谷に入会。2015年にJCI東京へ移籍し、青年会議所は通算15年目となります。2か所の青年会議所での経験を活かし、各地域における青年会議所との連携について、みなさまの一助になれば幸甚です。


髙田 忍さん
公益財団法人 日本数学検定協会 理事長

1995年3月大学卒業後、都市計画に関する総合コンサルタントに就職。
1997年4月に日本数学検定協会に転職し、約20年に亘る検定業界での活動を通じて、数学と社会の融合や新たな分野の創造に従事している。現在は「なぜ?を発見!できる人づくり」をコンセプトに活動の幅を広げている。